免疫調整療法とは

免疫調整療法近年、様々な慢性疾患は免疫のアンバランスが一因をなしているという論文が世界中から多数報告されています。
そこで注目されているのが、免疫に関わる体内因子:サイトカインです。 今までは基礎系の研究者しか扱わなかったテーマが臨床と結びつくようになってきました。
リウマチの特効薬である分子標的薬の登場で状況が変わってきました。 当治療法では、サイトカインを専門とする研究者と臨床のDr. が連携して、患者様の血液からサイトカインの動態や免疫細胞の状態を 把握して、事前に評価されている機能性食品やハーブなどで免疫を調整していこうという試みです。 ただし、免疫システムは全て解明されているわけではありませんので、現在では数多くのサイトカインの中から疾患に関わりが深いと証明されている数種類のサイトカインを測定し、調整することが試みられております。
免疫調整療法は始まったばかりで、これから更に進化していく治療法です。 また、調整に機能性食品などが用いられている理由は、医薬品とは違いマイルドに作用することから、複雑で微妙な免疫システムを調整するには向いていると考えられているからです。(ただし、食品ジャンルにこだわってはいません) 機能性があるものであれば、あらゆるものが対象となっていく必要があると考えています。

免疫調整療法

フィラグリンとは

皮下に存在するバリア機能を有する蛋白です。

フィラグリンとは

アトピー性皮膚炎ではフィラグリンが少ないことが判明しています。 このことからバリア機能が著しく低下し、 抗原侵入→炎症惹起→悪循環というアトピー特有の慢性疾患となっていきます。 本品はヒトアトピー性皮膚炎治験において、フィラグリン修復率が70%という 驚くべき結果を得られたと同時に、臨床結果も同様に改善しました。